一輪の花

法要を、済まされたご家族が、樹木葬墓地の前で、足を止められました。

まるで花達に引き寄せられるように。

水場の柄杓に、一輪の花

捨てるに忍びなく、柄杓に残されたのでしょう。

花は、ただ黙って咲き続けます。

その姿は、生きる事に忠実であれというメッセージに感じました。